富山県黒部市にある黒部峡谷。
「黒部」と聞くと「黒部ダム」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
黒部には黒部ダムと同じくらい絶景が眺められる峡谷があります。
トロッコでのんびり景色を眺めながら、大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
黒部峡谷とは
黒部峡谷はトロッコに乗って名所を巡ることができるスポットです。
さて黒部峡谷とはどのような峡谷なのでしょうか。
黒部峡谷は、北アルプスのほぼ中央の鷲羽岳に源を発し、長さ86km、標高差3000mを流れ下る黒部川の上・中流域に、切り立った深いV字峡を形成する大峡谷です。
昭和9年(1934年)12月、中部山岳国立公園に指定されました。峡谷は、立山・剱岳・薬師岳などの立山連峰と、白馬岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰の間に、黒部川の浸食によって深く刻み込まれ、八千八谷といわれる多くの渓流を合わせながら、黒部川扇状地を経て日本海に注ぎます。
https://www.kurotetu.co.jp/about_kurobe/
ちなみに、黒部峡谷(くろべきょうこく)です。私はずっと渓谷だと思っていました。。。
峡谷と渓谷の違いはこちらです。↓
峡谷(きょうこく)」と「渓谷(けいこく)」の違いは、山と山に流れる川などの幅と深さであるが、特に数値などによって明確に分類されているわけではない。「峡谷」には黒部峡谷や高千穂峡などが挙げられ、幅が狭く両側に切り立った崖がそびえる谷のこををいい、V字谷ともいう。一方、「渓谷」は山と山の合間に川が流れている場所で谷間の幅が広い場所のことをいい、奥入瀬渓流や等々力渓谷などが挙げられる。
http://koredekaiketu-chigai.lance5.net/z457.html
トロッコで名所を巡る
出発点は「宇奈月駅」です。富山地方鉄道本線の「宇奈月駅温泉駅」から徒歩3分に位置しています。
駅構内には軽食やお土産を購入し、トロッコ乗車前に腹ごしらえができます。

宇奈月駅を起点に、黒薙駅、笹平駅、鐘釣駅、欅平駅に停車します。
時期によって停車する駅は変わるようなので、要チェックです。
それぞれの駅で名所があるので、行きたいスポットがある駅で下車します。
ただ途中下車した場合は、乗車券を買い直す必要があるので注意です。
トロッコに乗車
トロッコには普通客車とリラックス客車があります。
普通客車は屋根付きのオープン型で、リラックス客車は窓がついています。
普通客車は窓がないので、景色を存分に楽しめます。反対にリラックス客車は窓付きなので、寒い日はこちらをおすすめします。普通客車は結構寒いです笑
トンネルの中はひんやりするし、何より風が強いです。車掌さんによると、トロッコの前側に座ると風があまり当たらないそう。1番後ろに座った往路より、1番前に座った復路の方がだいぶ風が弱くなりました。

富山県出身で女優の室井滋さんの車内放送を聴き、美しい景色を眺めながら目的地に向かいます。

今回は有名スポットが多い欅平駅周辺をご紹介します。

人喰岩
インパクトがある名前ですね。。
本当に飲み込まれそうなほど迫力があります。
名剣橋や名剣温泉に向かう途中で通ることができます。

名剣橋
名剣橋の上から眺める名剣山は絶景です。
写真を撮る方、見入っている方がたくさんいました。
天気がいいと渓流がキラキラしています。季節によって様々な表情を見せてくれそうですね。

まとめ
今回ご紹介したスポットは黒部峡谷のほんの1部です。
写真は6月ごろの黒部峡谷となります。
ぜひ美しい黒部峡谷で自然のパワーを感じてみてはいかがでしょうか。
