「鯛飯」は愛媛の名物料理です。中でも松山にある「秋嘉」は、行列ができる鯛飯の有名店です。愛媛の鯛飯は、「松山鯛飯」と「宇和島鯛飯」があります。今回紹介する「秋嘉」は、「松山鯛飯」と「宇和島鯛飯」の両方がメニューにあります。
愛媛名物の鯛飯を味わえるお店「秋嘉」
愛媛に来たら名物料理の鯛飯は外せないですよね!「秋嘉」には、松山市で有名な鯛飯と宇和島市で有名な鯛飯があるので、どちらを食べようか迷ってしまいます。
「秋嘉」は行列ができるほど有名店で、オリジナルか少々お高めな天然かを選択できるので予算に合わせて注文できます。

松山の有名店「秋嘉」
松山鯛飯と宇和島鯛飯から選ぶことができる
「秋嘉」のメニューには松山鯛飯と宇和島鯛飯の両方があります。
友人、家族、恋人、、複数で訪れた際は、松山鯛飯と宇和島鯛飯の両方を注文して一度にどちらの味も楽しめます。食べ比べをして、どちらが好みかの話題で盛り上がりそうですね!
また松山鯛めし膳は天然真鯛と秋嘉オリジナルから、宇和島鯛めし膳は天然か養殖から選ぶことができます。
メニュー
松山鯛めし膳
・天然真鯛 2,350円
・秋嘉オリジナル 1,840円
宇和島鯛めし膳
・天然 2,350円
・養殖 1,840円
・松山鯛めし 秋嘉 本店
https://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38011850/dtlmenu/
・松山鯛めし 秋嘉 道後店
https://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38013282/dtlmenu/
行列ができる店
大型連休では開店前から店の前に列ができます。開店後は長い列ができるので、混雑時は行列覚悟で訪れてください。
営業時間は以下の通りです。日曜日も営業していて年中無休ですが、不定休です。
【昼】11:00〜15:00(L.O. 14:30)
【夜】17:30〜21:00(L.O. 20:00)
(2022/5/29時点)

松山に2店舗ある
「秋嘉」は松山に、本店と道後店の2店舗あります。
本店は、大街道から松山城に続く観光地エリアに位置しています。松山城ロープウェーとリフト乗り場の近くで、観光客で賑わっています。
道後店は、道後温泉があるエリアにあります。お土産や名物料理が溢れているエリアです。道後温泉に行くまでの道にあるので、温泉で癒された後に鯛飯を味わうこともできます。
松山鯛飯は鯛とご飯を一緒に炊く
炊き込みご飯に近い松山鯛飯
松山鯛飯は、鯛をご飯と一緒に炊きます。鯛飯と言われると、こちらのスタイルを想像する方が多いのではないでしょうか。

松山スタイルの鯛飯は古い歴史がある
松山スタイルの歴史は、現在から役1800年も前から始まります。
「鯛めし」(東・中予)の起源はかなり古いといわれています。神功皇后が朝鮮出陣の際(200年頃)、戦勝祈願のために現在の松山市にある鹿島明神に立ち寄りました。その時に地元の漁師から献上された鯛をのせてご飯を炊いたところ喜ばれて、美味しいと賞賛されました。その時の料理が「鯛めし」の起源とされています。
https://www.iyokannet.jp/feature/tai/taimeshi
「秋嘉」の松山鯛飯
「秋嘉」の松山鯛飯は、刺身、天ぷら、ふくめんなどがついていてとても豪華です。最大のポイントは土鍋で炊き上げられた鯛飯がいただける点ですね。
席にはだし汁と薬味やあられがあるので、お茶漬けでも味わえます。

宇和島鯛飯は切り身とタレをご飯にかける
海鮮丼に近い宇和島鯛飯
宇和島スタイルの鯛飯は、鯛の生の切り身をタレに漬け込み、温かいご飯にかけていただきます。タレは、醤油、みりん、卵、ゴマ、だし汁を合わせます。お刺身がのった海鮮丼、もしくは漬け丼に近いですね。
火が使えない船の上で食べられていた
宇和島方面で量をしていた漁師が船の上でも食べられる料理として食べられていました。
南予地方は漁場が九州に近く、昔から大分県や宮崎県沖の日向灘でも漁をした。その際、漁師が火を使えない船の上でも簡単につくれる料理として食べたのが始まりといわれている。よく捕れるアジを使うことが多かったようだが、華やかなタイを使ったものを特に「鯛めし」と称するようになった。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/taimeshi_ehime.html
愛媛に来たら松山鯛飯と宇和島鯛飯を食べ比べ
愛媛に来たら鯛飯は必食で、ぜひ松山鯛飯と宇和島鯛飯のどちらもいただきましょう。
松山の名店「秋嘉」では、松山鯛飯と宇和島鯛飯が選べるので、どちらを食べようか迷っている場合でも、友人と松山鯛飯か宇和島鯛飯かで意見が分かれた場合でも問題ないですね!