松山城では歴史を学ぶだけでなく、リフトに揺られてのんびりした時間を過ごすことができます。「勝山」という山の上にあり、山頂から松山市を一望できることも松山城の魅力です。松山城まで行く方法はリフトかロープウェーがありますが、風に揺られながら景色を楽しむリフトがおすすめです。
歴史ファンでなくても松山城は行くべき
山頂にある松山城では、リフトに乗って自然を満喫したり、松山市を一望したりと歴史を学ぶ以外の楽しみ方があります。
松山城は「勝山」の山頂に建っており、リフトかロープウェーで松山城の天守閣まで行きます。リフトとロープウェーを利用せずに、徒歩で行くことも可能です。標高131mの山頂に松山城があることから、「勝山」は「城山」と言われています。
城山(しろやま)は、愛媛県松山市内中心部にある、国の史跡に指定されている山である。正式には、「勝山」(かつやま)であるが、山頂に松山城天守があることから、一般的には「城山」と呼ばれている
https://ja.wikipedia.org/wiki/城山_(松山市)

松山の街を見渡す
松山城は勝山の頂上にあるので、松山の街を見渡すことができます。天守閣からでも本丸からでも、松山の街を眺められる場所があります。


本丸には、ソフトクリームなどを販売する売店やベンチ、テーブルがあるので、天守閣を眺めながら休憩ができます。トイレはリフト・ロープウェー乗り場と本丸にあるので安心です。
https://www.matsuyamajo.jp/matsuyamajo/

ちなみに天守閣と本丸の概要は以下の通りです。
↓天守閣
城郭にあって本丸の要所に建つ。天守、天主、殿守(でんしゅ)ともいう。城中における最高の櫓(やぐら)で、城主の指揮所として中枢の位置を占めるとともに、接見・物見・貯蔵の機能をあわせもつ
https://kotobank.jp/word/天守閣-102431
↓本丸
日本の城郭建築で、最も主要な部分。多く、天守閣を築き、周囲に石垣や濠をめぐらし、城主が戦時に起居する。その周囲に二の丸、三の丸などがある。
https://kotobank.jp/word/本丸-135290
山頂まではリフトかロープウェーで
松山城がある山頂までの行き方は、風が気持ち良いリフトか、大人数でも一緒に乗れるロープウェーの2通りです。リフトとロープウェーの料金は同じで、大人往復520円(片道270円)、小学生往復260円(片道140円)です。所要時間はリフトが約6分、ロープウェーが約3分で、ロープウェーは10分間隔で運行しています。
https://www.matsuyamajo.jp/ropeway/guide.html


リフトとロープウェーのチケット売り場と乗り場は、同じ場所にあります。松山市内の「松山ロープウェー商店街」にある、松山城ロープウエイ・リフトのりば山麓駅「東雲口(しののめぐち)」でチケットの購入と乗車をします。
風に揺られるリフトがおすすめ
天気が良い日は風が気持ち良く、綺麗な景色も見られるのでリフトがおすすめです。スキー場に行ったことがある方はお馴染みのリフトで、1人ずつ乗るタイプのリフトです。

リフト下の安全ネットには、心に残る言葉が掲載されていました。松山市は、俳人である正岡子規ゆかりの地で、「ことば文化」をいかしながらまちづくりを進めています。「想(おもい)」をテーマに、全国からことば作品を募集し、さまざまな場所で作品を紹介しています。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/r3/202110/rift_kotoba.html

小さなお子さんがいる方はロープウェーがおすすめ
ロープウェーは大人数で乗るので、リフトに乗ることが心配なお子さんがいても安心です。リフトは1人乗りなので、リフトに乗ったことがなくて心配な方はロープウェーに乗りましょう。10分間隔で運行しているので、リフトよりも待ち時間は少し長いかもしれません。

松山に来たらシンボルの松山城に行こう
歴史的スポットにはあまり訪れない方でも、松山市に来たら松山城に行くことをおすすめします。景色を楽しめるリフトに乗って山頂まで行き、天守閣がある本丸では松山市を一望しましょう。天守閣では多くの歴史的展示品があるので、松山城では景色と歴史を一度に観光できます。